【2022年春】キリンドフォリアの記録
さて、、
以前トゥレアレンシスとして紹介した株について、、
お伝えせねばならぬことがございます、、、
結論から申し上げますと
こちらの株ですが、
実は、キリンドフォリアでした。笑
それは2022年2月に遡ります
(もう3ヶ月前、、、)
当時の記事
先日の記事について、有難いことにコメントいただき、
キリンドフォリアではないか?
とのこと。。
植物初心者の私の知識では全く気づかなかったのですが、
調べれば調べるほどに深まる疑念。。
意を決して、購入店へInstagramのDMで問い合わせたところ、
やはりキリンドフォリアでした。。
誤った情報を展開してしていまいスミマセン。。
購入時に店員さんと、
・トゥレアレンシスが出てるなんて珍しいですね〜とか
・トゥレアレンシスがこの値段(たしか4000円弱)ですか〜とか
直接いろいろ話したんですけどね。。。
まあ、違ったものは仕方ないので、気を取り直して育てていきます。
Tokyさんのinnocent potに植え替えてみました。
2022年5月4日に撮影したユーフォルビア・キリンドフォリア
侘び寂び的な渋さが滲んでおります。。
花もつけてくれました。
ということで、
トゥレアレンシス改め、キリンドフォリアの記録でした!
【2022年春】パキポディウム・サキュレンタムの記録
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続いての植物は、、
パキポディウム・サキュレンタム
2021年10月に購入。
なので、ウチで半年ほど管理している株になります。
2021年10月31日に撮影したパキポディウム・サキュレンタム
ぷっくりした塊根部に、メロンのような模様がかわいいです。
池袋の鶴仙園さんで購入しました。
鉢のなかの様子を確認したく、植え替えしました。
2022年5月4日に撮影したパキポディウム・サキュレンタム
鉢から抜いてみると、、
2022年5月8日に撮影したパキポディウム・サキュレンタム
主根がすんごい。
サキュレンタムの根ってこんな感じに生長するんですね。
思ったよりも地中に向かって長いです。
塊根部がそのまま主根として伸びて、カールしてます。
細かいヒゲ根もわさわさ。
主根が窮屈そうなので、鉢増しすることにしました。
ウチで使っている用土に入れ替えして、植え替え完了です。
2022年5月8日に撮影したパキポディウム・サキュレンタム
何号かわからないですが、とりあえず大きい鉢にしました。
埋めた方が塊根がデカくなると聞いたので、全埋めです。
そろそろ剪定しようと思ってましたが迷ってきたなあ。。。
【2022年春】カクチペス実生の記録
続いてカクチペスの記録です。
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パキポディウム・カクチペス
ウチには2株カクチペスがあります。
1株目
2022年5月4日に撮影したパキポディウム・カクチペス
まだまだ親指サイズですが丸っこく育ってくれています。
続いて2株目
2022年5月4日に撮影したパキポディウム・カクチペス
2株ともに落葉せずに冬越ししたので、葉が比較的もりもりです。
いま気づきましたが、他のパキポディウムに比べるとカクチペスは棘が細く小さい気がします。
過去比較
昨年の夏の様子です。
2021年8月に撮影したパキポディウム・カクチペス
2022年5月4日に撮影したパキポディウム・カクチペス
左側の小さいカクチペスの成長が顕著です。
縦に伸びずに横に太ってくれているのでは??!(嬉しい)
右側の方はあまり成長が分かりませんね。
でもまあ元気そうなのでgoodです。
【2022年春】マカイエンセ実生の記録
皆さんこんにちは。
GWももう終わりそうですが、ようやくブログでも更新してみようと思います。
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去年の春から植物にハマりいろいろ育て始めた訳なので、それから丁度1年が経ちました。
我が家に迎えた植物たちがその1年でどのような成長をしてくれたのか(しなかったのか)いくつかの記事にして簡単に振り返っていくことにします。
パキポディウム・マカイエンセ
過去記事はこちら。
現在の姿はこちら。
2022年5月4日に撮影したパキポディウム・マカイエンセ
なかなかいい感じではないでしょうか。
でっぷりとしてきたガンメタのように鈍く光る胴元が魅力的です。
冬には葉を全部落として休眠しましたが、無事に起床してちびっこい葉をツンツンと展開してくれています。
去年に開花した後から、3つに分頭中。
2022年5月4日に撮影したパキポディウム・マカイエンセ
昨年の様子振り返り。
2021年5月に撮影したパキポディウム・マカイエンセ
2021年8月に撮影したパキポディウム・マカイエンセ
こうやって比較すると、ひと回り以上幹も太くなり風格が出てきたことが実感としてわかります。
特に気に入っているひと株です。
希少種 ユーフォルビア・トゥレアレンシスの記録
Instagramで新店舗オープンを知ってANTIDOTEさんに行ってきた話。
最近とくに関東圏内で出店が続いているANTIDOTEさん。
銀座マロニエに1年のあいだ期間限定出店されるそうで、丁寧に接客もしていただいて、楽しく買い物出来ました。
過去記事ですが、こちらは以前池袋でポップアップ販売しているところに偶然立ち寄り、峨眉山を購入した記録。
よろしければ。
今回お迎えしたのはこちら。
枝に切れた根が絡まっちゃってます。
ユーフォルビア・トゥレアレンシス
Euphorbia Tulearensis
自生地:マダガスカル
塊根ユーフォルビアの希少種、トゥレアレンシスです。
生長しても塊根部は10cmほどの大きさにしかならない小型種とのことで、まさにベランダ栽培にはぴったりなサイズ感。
マダガスカル - トゥリアラ州南部のサン=トーギュスタン(Saint Augustin)からラ・タブレ(La Table)にかけてが原産です。
海岸線沿いに広がる石灰岩質の岩場の藪や、乾燥林の灌木の木陰などに自生しています。参照:isla del pescado - Euphorbia tulearensis-ユーフォルビア・トゥレアレンシス
接客していただいたANTIDOTEスタッフの方によると、マダガスカルの1km四方の極めて狭いエリアにしか自生が確認されていない種であるとのこと。
希少種と言われる所以がよくわかります。
その希少性から、ワシントン条約でも最も高い I の分類で厳密に取引が制限されています。
ワシントン条約:Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora(略:CITES /サイテス)
(絶滅の恐れのある野生動植物種の国際取引に関する条約)
=自然のかけがえのない一部をなす野生動植物の一定の種が過度に国際取引に利用されることのないようこれらの種を保護することを目的とした条約
以下経産省HPからCITESに指定されている植物のリストを確認することができ、まだ植物にハマって1年弱の自分でも、見聞きしたことのある名前がかなり載っているのがわかります。
そんな希少種トゥレアレンシスですが、今回は運よく手にすることができました。
実生株ですが、大事に育てていこうと思います。
珍奇植物好きにはコレクター気質の人間が多いけど、どこかで収集欲に倫理的な線が引けないと、生き物好き失格というか… コレクターとしての欲望のままに究極の希少価値を求めていけば、いつかは絶滅危惧種の最後の生き残り個体を欲しがるような人でなしになってしまうと思う
— Toshiro Mori (@mori_udon) 2022年2月5日
Twitterで@mori_udonさんが言っていたことをふと思い出しました。
現地球であれ実生であれ、その植物の取引のいくらかが現地へきちんと還元される仕組みがあるとよいなあと。
クリアに現地へ還元してくれる一般の販売業者さんがいれば、ぜひ利用したい。
一方的に現地からtakeするのではなくて、こちらも現地へgiveしながら気持ちよく趣味を楽しめたら最高ですよね。
実は、私は現地球は所有してなくて、それは自分の持っている株が密猟品なんじゃないかとか、この株を採ったことでその植物の絶滅が一歩近づいたんじゃないかとか、そういう引け目を感じながら(気付かないフリをしながら)趣味したくないと思うからです。
(もちろん現地球=悪という図式が必ず成立するわけではないとは思います)
相手が植物であれ敬意を持って、皆楽しく園芸したいですね。
そんなこんなが頭を巡る今日この頃です。
前置きが長くなりましたが、トゥレアレンシスの記録です。
静岡から店舗オープンに合わせて東京へ運んできたと伺ったので、輸送の疲れもあるのでしょう、塊根に凹みが見られます。
様子見して、凹みも復活してくれるといいなあ。
傾いて植っている格好にもなっているので、土が乾いたら直してやろうと思います。
植え替えもしたいところですが、調子が上がってくる春まで待つつもりです。
また春ごろに経過をアップできればと思います。
ごたごたとまとまりませんが、今日はこれにて。
ではまた。
:
PS
ワシントン条約に関して参照させていただきました。分かりやすくまとめてあるので、よろしければ確認してみてください。
希少植物の輸入に関するワシントン条約(CITES)とは?罰則・附属書の内容を簡単に解説!
冬型塊根 オトンナ・ユーフォルビオイデスの記録
先日、冬型デビューとなったブッコルジアーナお迎えを記事にしましたが、
その後、注意深く観察して日々過ごしています。
少し調子よくないようにも見えたり、逆に調子よさそうにも見えたりで、まだなかなか掴めません。。
やはり、夏型というかパキポディウムやユーフォルビアとかとは、また違うツボがありそうです。
奥深い。。
そのうちまた記事にしようと思います。
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今回は同じく冬型のこちらです。
オトンナ ユーフォルビオイデス
Othonna Euphorbioides
和名:黒鬼城
自生地:ナミビア ナマクアランド
ユーフォルビオイデスのオイデス(---oides)は、〜〜のような、〜〜に似た、という意味があるようです。
つまり、ユーフォルビアに似ているやつという名前ですね。
南アフリカ - 北ケープ州ステインコフ(Steinkopf)からカミエスベルグ(Kamiesberg)にかけてが原産です。
よく日光の当たる南に面した花崗岩の丘陵や低い峰などの岩盤や岩の割れ目、浅い砂の土壌などに自生しています。
isla del pescado - Othonna euphorbioides-黒鬼城
みんな大好きisla del pescadoさんによると、自生地はナミビアにあるナマクアランドと呼ばれる地域。
極度の乾燥地帯です。
鶴仙園さんで購入しました。
表面
裏面
青銅色の葉と薄紫色の棘とのコントラストが美しいです。
この棘、実は花柄の残りだそう。
古い花柄は朽ちて枯れ枝のようになっています。
幹肌は薄緑色で、すべすべと張りがあります。
黒鬼城という和名とは、まだ似ても似つかない風貌です。
成熟すると幹肌は黒ずんでガサガサとしてくるらしい。
そのように育つまで何年後か。
焦らず気長に育てていきます。
冬型塊根 チレコドン・ブッコルジアーナの記録
先日、年内最後にと鶴仙園さんへ立ち寄った際、以前から気になっていた冬型植物との出会いがあったので、その記録です。
チレコドン・ブッコルジアーナ
2021年12月28日に撮影したチレコドン・ブッコルジアーナ
珊瑚礁やカリントウを思わせる枝に、プニプニとした多肉質の葉をつける冬型塊根です。
属名は、チコレドンでもコチレドンでもなくチレコドンです。
ややこしい。
種名は、ブッコルジアーナともブックホルジアナともブックホルジアヌスとも呼ばれます。
こちらもややこしい。
原産地は、南アフリカのリフタスフェルト'Richtersveld'と呼ばれる乾燥地帯のようです。
オレンジ色の見通しのよい大地が広がります。
鶴仙園で購入した当初のチレコドン・ブッコルジアーナ
お迎え時の様子がこちら。
購入後数日してから植え替えました。(自身初の冬型塊根でビビり気味)
A面
B面
今回はいつものセラアート鉢ではなく、かみ山陶器という信楽焼の陶器鉢に植えてみました。
ざらつきのある質感と金彩の色合いが渋い。。
化粧砂はゼオライトと、気孔石という天然石を配置。
盆栽的な風情があります。
これはグッと雰囲気が出てよきです。。
鉢やレイアウトで楽しみ方が広がりますね。
今後の生長がますます楽しみです。